減量期に有酸素運動を行っていることを前提に筋トレ、有酸素運動、プロテインの順番について解説します。
もし、有酸素運動を行っていない方でこの記事を読んでいる場合は
筋トレ後すぐに飲んでください。
減量期の脂肪燃焼効果を最大限に引き立たせる場合に関しては
トレーニングの2-3時間前に高タンパク質の食事を摂った上で
筋トレを行い、その後有酸素運動をしてプロテインを摂取しましょう。
しかしその理由を理解するためには下記2点について理解しておかないといけません。
・プロテインを補給する理由
・筋トレを有酸素運動前に行う理由
まずこの二つについて説明してから最後に有酸素運動後にプロテインを摂る理由を説明するので
上記二点が理解できている場合は読み飛ばしてしまって大丈夫です。
タンパク質を補給する理由
タンパク質を筋トレ後に補給するのは筋肉を修復増強するのにタンパク質が必要だからです。
筋トレは筋繊維を傷つけて壊していますので、それを修復増強するためのプロテインということになります。
これはたとえ減量期であってもプロテインは飲む必要があります。
筋トレをしてもタンパク質が不足していれば筋肉が増強されることはなく
それでなくても減量期はエネルギーが不足しがちで筋肉が落ちやすいのに
余計に筋肉を落とす要因を作っています。
筋肉を落とすということは代謝が悪くなるので痩せにくくなり減量期にとっては不都合なことに繋がります。
筋トレを有酸素運動前に行う理由
人は身体を動かす時に糖質からエネルギーを作り出しています。
有酸素運動に脂肪燃焼作用があるのは、脂質からエネルギーを作り出すために
中性脂肪などが分解されるからです。
しかし、脂質が使われ始めるまでに約20分から30分は必要とされています。
そのためにまず糖質をエネルギーとして筋トレを行い20-30分経ってから
有酸素運動を行うことで効率的に脂質をエネルギーとして脂肪燃焼を行うことができます。
減量期に有酸素運動後にプロテインを摂取する理由
減量期の最大の目的は脂肪燃焼をすることだからです。
また、筋トレ前に十分なタンパク質を食事でとれていることは前提となりますが
その食事で摂ったタンパク質が筋トレ後に必要としていたタンパク質の代わりとなり
筋肉修復増強に働いてくれます。
その後糖質も筋トレで使い切り、エネルギーが枯渇した状態で有酸素運動に臨めることで
より脂肪燃焼を促してくれます。
以上より、適したタイミングでプロテインを摂取し効率的に脂肪燃焼を行いましょう。
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